今回は、会社員時代のメンバーとフリーランスの方々と仕事をした上で思ったことをメモしたいと思います。
前職も受託ビジネスをメインにしていた会社でしたが、個人で独立してみるとやっぱりスタンスの違いが明確でした。
目次
会社員とフリーランスのスタンスの違いについて
私はプロデューサーやコンサルとして案件を受注しているため、ほとんどの案件は外部パートナーにアウトソースをしています。
毎月数十人のフリーランスの方々とコンタクトしている状況です。
まず独立してみて思ったのが、責任感を持って取り組んでくださる素晴らしいフリーランスの方が大勢いることに感激しました。
前の会社にいた時には、メンバーに新しい案件の相談をするたびに、
・仕事が増えるのか、嫌な顔される。
・こちらの指示があるまで動かない。
・アウトプットの質が悪い(チェックも人任せ)。
などなど、同じ組織内で足を引っ張りあっていることが多々ありました。
もちろん会社によってはきちんと仕組み化できているところもあると思います。
ただ、やっぱり会社員であることに甘えてしまっている人も多く存在するのも事実ですね。
逆にフリーランスの皆さんと仕事をしてみて思ったのが、
・仕事の相談をすると喜んでくれる方が多い。
・立場が対等なのでお金、内容に納得した上で仕事をスタートできる。
・前のめりで積極的な人が多い。
など、非常に仕事をしていて清々しい方が多いなという印象でした。
何よりもお互い頑張った分が収入になりますもんね。
ただし、やっぱりフリーランスの中にも、一緒に働きやすい人に発注が偏ってしまいます。
もっというと、一回やってみてもう二度と仕事をしたくない人もいます。
せっかく独立したので、息の合わない人と嫌々仕事をする必要もないですしね。
仕事を頼みたいフリーランスの特徴3つ
完全主観ですが、何度も仕事をしたい人の傾向と基準がわかってきたので整理したいと思います。
丁寧さと作業スピードのバランスがいい人
やっぱり「スピード感が合う人」はお仕事が頼みやすいです。
デザインやコーディング、システム開発などによっても変わってきますが、100%を目指すよりも80%でもいいのでスピード感を持って取り組んでくれるプロジェクトは最終的にもいいものが仕上がっている感覚がありますね。
(不完全なままで納品してほしいというものではないので注意。結構早いだけの人もいるので。。)
特にメールやチャットでのレスが早い方は、非常に安心感があって頼もしい限りです。
「いかに手間をかけずに稼ぐか」という感覚がある方とご一緒できると非常にやりやすいです。
フリーランスにとって、最もカンタンに成果を上げる営業法は、あらゆる返信を即レスすることだと思う。
即レスする力は、実は最もクライアント受けしやすいスキル。でも意外と持ってる人は少ない返事が早くするというのは、それだけでクライアントの生産性向上に大きく貢献するということですよね😇
— ケースケ🇹🇭バンコク (@Keisukexlife) July 18, 2018
・仕事は締め切りまでにきっちりやるべき!
・即レスは基本!できる人はやってるよ!
・プラスαの成果を出そう!と、意識高く発信されておられるフリーランスが、私がお願いした仕事をすっかり忘れている…悲しいなぁ。
仕事相手として下に見られているのか、単に忘れているだけなのか。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) July 21, 2018
レスの速さよりミスの少なさ。
フリーランス1年目は特にこっちを意識しましょう。早いだけの人になっちゃうよ。会社でもただ早いだけの人いるでしょ。
全然信用されてないよ。
速度は普通で良い。丁寧な仕事するだけで好評価ですよ。フリーランスなんて適当な人めちゃ多いからそれだけで良い。
— ユーヘー神🍳 (@katayamada_Y) November 8, 2018
6,7割の指示で10理解してくれる人
「思考力のある人」はお仕事が頼みやすいです。
会社員時代のメンバーはフリーランスの方と比べても指示待ち人間が多い印象です。
なぜそうなっているのか?本質はどこにあるのか?など、きちんと考えこちらの足りないところを指摘してくれる方は、一緒に仕事をしていてとても楽しいです。何よりも勉強させられることが多く、刺激的です。
【優秀だなと思うフリーランスの特徴】
1.返信が早い
2.朝型で規則正しい
3.質問ではなく提案
4.モチベで仕事しない
5.工数計算が正確
6.人付き合いを大事にしてる
7.人に負けないスキルがある
8.向上心がある
9.楽しく仕事してる— 山口拓也@ワークキャリアCMO (@ikechan0201) March 11, 2018
完全に要望通りやってたら工数オーバーするときは、無理にやらずに「こういった方法でもほぼ同じ結果になりますし、工数変わらずいけますよ」と提案すればwin-win。なんでもはいはい言ってたら誰も幸せにならないんだなこれが
— ぜろみや (@zeroichi69) November 16, 2018
しっかり見積もりが作れる人
「自分の仕事の価値がわかっている人」はお仕事が頼みやすいです。
価格と内容にきちんと責任を持っている人との仕事は結果うまくいくことが多いと思います。
費用に対する不満は、受注側はもちろん、発注側も避けたいところです。
きちんと成果を出してくれる方には、相応の支払いをすることは発注側の義務だと思います。双方、気持ちよく仕事したいですしね。
フリーランス初期は
料金表公開しとけ!・人は料金価格が一番知りたい
・でもなかなか聞けない
・メディアも広告料金開示してある所に広告が集まる
・見積もりの心理ハードル高い
・フリーランスも同じ、料金表公開すると問い合わせ増える
・安売りしろという事ではない
今すぐ #料金表作れ
— くまっぷ (@kumapadsense) August 22, 2018
フリーランスやってて最もむずかしかったのは見積もりだけど、「バッファ」とか「特急対応」っていう項目を作って、案件によってそれぞれ10-30%ぐらい取るようにしたら実作業の感覚値と見積もりがマッチして、精神的安定を得た 👶
— すずき氏™ (@metrograph_jp) July 30, 2018
なんだか当たり前のことばっかりになってしまいました。
でも、この当たり前のことをきっちりできる人がいろんなところから信頼感を得て仕事をいっぱいもらえる人なんでしょうね。
でも大前提は、、、
やっぱり「最低限の社会常識を持っている人」がいいですよね。
フリーランスでも、社会性がない人とは二度と仕事したくないと思ってしまいます。
私もサラリーマン歴が長いせいか、当たり前の社会常識を持って仕事に取り組んでもらえる人がいいなと思ってしまっています。
中川さんの書籍はどれも読みましたがとても共感できるし、ポイントも本質的なのでオススメです。
私もまだまだ受託で起業したばかり。
きちんとお客さんから指名されるように、襟をただして仕事していきたいと思います。