起業したばかりだと、売り上げもたたない事が多いのでなるべく支出は減らしたいところです。
また、節税対策と言われても売り上げも立っていないのにそんな事まだ考えられないよという人も多いかと思います。(私もそうでした)
そこで、まずは生活費を含めた基本的な固定費削減に取り組みました。
非常に基本的な項目かつ細かい部分ではあるのですが、きちんと固定費削減を断行するとボディブローのように効いてきますので断行して行く事が大切ですね。
ご参考までに起業登記費用はこちらです。
目次
夫婦で2万超えの携帯料金(ソフトバンクからSIM契約へ)
まず初めに取り組んだのが携帯料金です。夫婦揃って毎月平均2万円の出費になってしまっていました。ちょうど2年縛りが終わるタイミングだったので、ソフトバンクからYmobile(9GB10分通話無料プラン)に切り替えました。
端末料金がまだ残っていたので、1,5万円くらいの支払いのみでOK。
SIMカード契約(フリーSIM端末へ)。
ソフトバンク→Ymobileの特典で、それぞれの番号切り替え料金免除。
さらに1万円の値引き特典もつきました。
格安SIMについては各社検討の上、最終的にはYmobileとUmobileを検討しましたが通信の速度と切り替えスピード感を考えて最終的にYmobileに切り替えました。
(そういえば母親の分もやってあげないとな…)
これで、月々1.3万円ほどの削減になりました。
自宅を借り上げ社宅へしようとしたが…
次に着手したのが、自宅費用(賃貸)です。
自宅オフィスを会社の借り上げ社宅として、会社の損金として計上を行おうと考えました。
通常ですと、半分。条件をクリアできると約8割の費用が損金として計上できます。
しかし、私が住んでいるマンションの規約として、「創業1年以上たたないと借り上げ社宅契約できない」という事がわかり、、断念。
そのため、自宅をオフィス使用している割合に応じて賃貸金額を損金計算することにしました。税理士さんと相談の上、図面の割合から約29%を経費する事が出来ました。
こちらは1年後借り上げ社宅として改めて経費計上する予定です。
自家用車のEV買い替えと事業車として会社へ売却
そもそも車自体を売却、公共交通機関でOKな方は一番の固定費削減になるかもしれません。
だけど、我が家の唯一の楽しみはドライブだったので、車は維持しようと思っていました。
(それくらいはなんとか頑張る!という気持ちを込めて)
ただし、SUVの燃費の悪い外車は下取りに出してEV自動車を購入しました。
また、会社が立ち上がった段階で会社へ車を売却。名義を会社の名義にしました。
車のガソリン代は月2万円から4千円に。
車検代、自動車保険、など維持費もかなり安くなりました。
ブラザーのプリンター機購入
起業当初は、コアワーキングスペースや業務委託先のコピー利用をしていました。
ただし、時間も交通費もバカにならないので、遅ればせながらコピー機を購入しました。
購入したのは、インクジェットの4色のブラザーさんのプリンター機(DCP-J978N)です。
CanonさんのPIXUS TS 8230と迷いましたが、決め手はここでもインク代の買い替え費用です。
インク代も数年使うと買い替え維持費が結構かかります。4色のインク代を買い替えるだけで2千円くらいの違いがあることがわかりました。
写真印刷のなどのクオリティはやはりCanonさんの方がいいと前評判ではありましたが、全く遜色ありません。
時間も手間も短縮できて、最高です。
大手銀行口座ではなくネットバンキングのフル活用へ
起業時に取引大手銀行の法人口座を持っていることが一種の信用に繋がることがあるとアドバイスをいただいたこともあり、主要銀行として利用していました。
ただし、振込作業の非常に面倒くさい。
Windowsからでしかアクセスできなかったり、何よりも振込手数料が非常に高いのです。
そのため、サブで開設していたジャパンネット銀行をメインに口座管理を行うことにしました。
1件あたりの振込手数料が500円以上違うため、手数料もバカになりません。
セキュリティなどに気をつけながら、ネット銀行におけるインターネットバンキングの利用は必須です。
見積もり請求書の電子化
最近は電子化に積極的なお取引先も増えてきました。
エクセルフォーマットがベースではありますが、今後会計システムとの連動など効率的な管理を行っていきたいと思っています。
ご記載、送付内容漏れ、送付先ミスなどを非生産的な作業に時間とお金を使わないことを意識しながら取り組んでいくことはとても大切ですよね。
余計な打ち合わせと飲み会には参加しない(外出の見極め)
これ、本当に大きいなと感じています。
受託のお仕事をしていると、クライアントさんから「緊急の相談があるから今日か明日来てくれないか?」と連絡をいただくことがあります。
これまではすぐに「かしこまりました!」とすっ飛んでいくことがパフォーマンスだとおもっました。
当然ですが、違いますよね。なんと非生産的な仕事の仕方だったんだろうと我ながら苦笑してしまいます。
ほとんどの場合、メールやチャット、それでもこと足りなければインターネット会議やテレカンで十分です。
都内にいても移動往復1〜2時間、交通費300円〜1,000円が削減できます。
飲み会についても、参加する目的が明確でない会には参加しません。
これで、3時間&飲み会代5,000円(2次会があるとなるともっと)削減できます。
朝まで飲み会に参加して、健康を害することなど持っての他ですね。
(会社員時代そんなことばっかりしてましたが…)
以上、ざっとですが実行した削減内容です。
今後やりたい削減項目としては、水道光熱費の見直し、ノマド代(カフェや怖ワーキングスペース)、法人カードの契約などです。
またアップデートしたいと思います。
固定費、変動費の無駄を削減することで、それに伴う「時間」の使い方を見直すいいきっかけになるものも沢山ありました。
お金はもちろん時間も有限です。
それぞれ生産的な使い方を意識していきたいものですね。